花の駅せら

「花の駅せら」は、まるで花の海に迷い込んだような感動を味わえる植物園です。敷地はなんと7ヘクタールにもおよぶ広さを誇り、季節ごとに異なる花々が丘一面を彩ります。訪れるたびに違う風景が広がるため、何度足を運んでも新しい発見がある場所ですね。

中でも目を引くのが、日本最大級といわれる巨大フラワーアート。花をキャンバスに見立てて描かれた壮大なデザインは、まさに自然と人の合作といえる美しさです。高原の澄んだ空気の中で、色とりどりの花々が風に揺れる光景は、まるで音楽と踊るような調和を感じさせます。

春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスといった季節の花々が次々と登場し、そのたびに丘全体が異なる表情に変わります。どの季節に訪れても写真映え間違いなし。自然と笑顔がこぼれる癒しのスポットです。花と共に過ごすひとときが、心をやさしく包み込んでくれます。



　

ピッツァアモーレ仲田屋

「ピッツァアモーレ仲田屋」は、のどかな田園風景の中にひっそりと佇む人気のピザ専門店です。周囲をぐるりと畑と田んぼに囲まれたロケーションで、まるでイタリアの片田舎に迷い込んだような穏やかな雰囲気が広がります。自然の恵みを感じながら食事ができる、癒しの空間ですね。

この店の名物は、店のすぐ横にある畑で収穫された野菜を使った窯焼きのナポリピッツァ。採れたての旬の素材をふんだんにのせたピッツァは、彩りも香りも豊かで、ひと口食べれば素材の新鮮さがダイレクトに伝わってきます。

高温の石窯で一気に焼き上げることで、生地は外がパリッと香ばしく、中はもちもち。トマトの酸味やチーズのコクと、野菜の甘みが絶妙に溶け合い、何枚でも食べたくなるおいしさです。

自然の中で味わう本格ピッツァは、格別のひととき。都会の喧騒を離れ、ゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりのお店です。



　

世羅高原農場

「世羅高原農場」は、約6.5ヘクタールもの広大な敷地を誇る農園です。四季折々に違った花々が咲き誇り、訪れるたびに新しい感動を与えてくれます。春の桜やチューリップに始まり、夏のひまわり、秋のダリアとガーデンマムへと続く花のリレー。そのどれもが高原の澄んだ空気の中でいっそう鮮やかに輝きます。

特に注目なのが、秋を代表する「ダリアまつり」。メインの畑一面に、色とりどりのダリアが咲き乱れる光景はまさに圧巻です。丸く愛らしい花から、優雅に広がる大輪のものまで、多種多様なダリアが一堂に並ぶ姿はまるで花のパレードのよう。写真を撮る人々の笑顔が絶えませんね。

また、同時期に開催される「ガーデンマム祭」も見どころのひとつ。可憐でボリューム感のある花々が農場をさらに華やかに彩ります。

自然と花が織りなすこの風景は、まさに癒しの時間。世羅の大地が持つ優しさと力強さを感じられる特別な場所です。



　

夢吊橋

「夢吊橋（ゆめつりばし）」は、平成8年に完成した迫力満点の吊橋です。全長は147.6メートルにもおよび、橋脚を一切持たない構造として世界的にも注目を集めました。その革新的な技術「吊床版橋工法」により、宙に浮かぶような造りを実現。完成当時、ギネス世界記録に“世界一長い橋（橋脚のない吊床版橋）”として認定された名所です。

橋の上に立つと、足元から谷底までの高さに思わず息をのむほど。風が頬をかすめ、足元がわずかに揺れるたびにスリルと爽快感が交錯します。まさに「夢」の名にふさわしいスケールですね。

周囲には四季折々の自然が広がり、春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、一年を通して異なる表情を見せてくれます。橋の上から眺める景色は、どの季節も絵画のように美しい。

雄大な自然と最先端の技術が融合した「夢吊橋」は、訪れる人の心をつかんで離さない絶景スポットです。歩くだけで冒険気分を味わえる、まさに感動の橋ですね。



　

阿じ与志

「阿じ与志（あじよし）」は、福山市にひっそりと佇む、地元で評判の海鮮料理店です。華やかな宣伝はないものの、口コミで広がったその味を求めて足を運ぶ人が絶えません。まさに“知る人ぞ知る名店”という言葉がぴったりのお店ですね。

看板メニューは「紅葉鯛おまかせコース」。瀬戸内の穏やかな海で育った紅葉鯛を、店主が熟練の技で仕立てます。刺身、焼き物、煮付けと、コースの一品一品に鯛の旨みがぎゅっと詰まっており、素材の持つ上品な甘みと香りを存分に堪能できます。まさに魚の魅力を知り尽くした料理人ならではの逸品です。

また、季節の地魚や旬の野菜を織り交ぜた料理も魅力。器や盛り付けにもこだわりが感じられ、見た目にも美しい。食べるたびに心がほどけるような優しい味わいです。

静かな空間で、上質な海の幸と丁寧なおもてなしに包まれる時間。阿じ与志は、特別な日にも、日常のご褒美にもぴったりの一軒です。